固定費とは?初心者が今日から始められる削減方法を完全解説

こんにちは。

「そんなに無駄遣いしてないのに、なぜかお金が貯まらない…」

そんな悩み、ありませんか?
この記事では、初心者でも今日から実践できる、
固定費の見直しポイントと削減のコツを紹介します。


固定費とは:大体の支出額が決まっているもの

毎月・毎年ほぼ決まった金額が発生する支出のことです。
代表的なものには以下があります。

  • 住居費(家賃・住宅ローン)
  • 水道光熱費
  • 保険料
  • 通信費(スマホ・Wi-Fi)
  • サブスク料金(動画・音楽・アプリなど)
  • 保育料や習い事など

おおまかにこれら「固定費」と言います。
これ以外を「変動費」と言いますが、
毎月・毎年決まった額が出ていくこの部分を削減することで、
年間を通じて、支出削減効果が得られます。

毎月2万円支出を増やすのは大変ですが、
固定費を見直すことで毎月2万円支出を減らすこともできるかもしれませんよ


住居費の削減:手取りの3割未満に

みなさんは今、どのくらいの家賃の家に住んでいますか?

全額会社負担の人や持ち家の人は関係のない話になりますが、
賃貸に住んでいる人にとって、家賃・駐車場代はバカになりません。

一番の改善策は、実家暮らしをすることです。
住居費という面では 0 円になるので、家族に少しお金を納めたとしても
かなり住居費の削減につながります。

それができない場合は、収入の3割未満の部屋に住みましょう。
新築に住みたいとか、駅近に住みたいとか、広い部屋に住みたいとか
そういう条件もわかります。

自分の中で我慢できる範囲を決めましょう。
ミニマリズムを身につけると、狭い部屋でも十分だと理解することができます。

今の物件が良い、移動したくない、契約期間がなどさまざまな理由があると思いますが、
せめて近隣の同条件の物件を調べて、大家さんに価格交渉だけでもしてみましょう。

管理会社の人に伝えるだけです。


「近場の同じような物件がこのくらいの値段になってるんですが、もう少し家賃下がりませんか」
「今の物件気に入ってるんですが、ちょっと月々の家賃が高いなって思ってて、
                   もう少し住み続けたいので、少し家賃下がりませんか」

などお願いベースで交渉してみましょう。

交渉自体は無料ですので、断られても痛手はありません。

水道光熱費の削減:契約の見直しと交渉を

水道代は節約以外で削減することはできませんので、
見直すポイントは、電気・ガス会社を見直すことです。

電力会社は自分で選んで契約することができます。

僕は不動産屋の入居サポートサービスで、この電力会社と契約してくださいという感じで
聞いたこともないぼったくり電力会社を勧められました。

僕は、エネチェンジという一括比較サイトを使って電気会社の見直しをしました。
1つだけ気をつけてもらいたいことは、「市場価格連動型プラン」を除外することです。

エネチェンジ検索画面ですが、右の「プランの特徴」で
「市場連動型プランではない」、「市場価格による電気代調整がない」に
チェックをいれて検索しましょう。

と言うのも、市場価格と連動すると安い時は安くなるのですが、高くなる上限がなかったりして、
とんでもない請求額が来ることがあるからです。

キャンペーンをやっているから一見安く見えているだけってこともあるので注意しましょう。
燃料費調整も上限があるものか調整費がないものが安心かと思います。


続いて、ガス代です。

ガス代は、都市ガスを選んでおけば間違いないですが、
そもそも都市ガスの配管を敷いていない場合はプロパンガスにせざるを得ません。

そして、賃貸はたいていプロパンガスだったりします…。
ガス業者との間でプロパンガスにしてくれたら、エアコン設置するとか
そういう契約になっていることが多いので、会社変更はできないことが多いです。

プロパンガスは自由料金制なので、ガス会社が自由に料金を設定できるので、
契約している会社ごとに値段差が大きいことも多々あります。

なので、
持ち家であれば、プロパンガスの会社変更をしましょう。
賃貸は、会社を変更することができないので、ガス料金を下げられないか交渉しましょう。
会社変更・交渉は、

  1. 住んでいる地域のプロパンガスの相場を確認する
     プロパンガス料金消費者協会
     石油情報センター
  2. プロパンガスの相見積もりをとる
     ガス屋の窓口
     エネピ
  3. ガス会社と交渉する

この順にやってみましょう。
まず地域のプロパンガスの相場を確認し、使える業者を確認し、
地域のプロパンガスよりも高いことを訴えて、料金を下げられないか交渉しましょう。

 僕は今の料金ちょっと高すぎるから、安くしてくれなかったら
 住民に通知して、大家に会社変更するように働きかけますよってメールしたら、
 10%OFFになりました

社会保険料:使える控除を漏らさずに

会社員の場合、厚生年金・健康保険などが毎月天引きされます。
これは削減が難しい固定費です

みんな使える控除は、ふるさと納税、iDeCoくらいです。
他には、扶養控除や医療費控除など当てはまる人には使えるようなものをありますが、
経費をつかえる個人事業主などに比べると、基本的に節税効果はかなり低いです。

僕は、歯列矯正で医療費控除をつかって、結構戻ってきました。

生命保険料:「万が一」の前に、本当に必要か再確認

実際に生命保険が必要な人ってほとんどいないんです。

生命保険が必要が人は、
自分が死んだら家族が生活できなくなる人だけです。
妻が専業主婦で子どもがまだ小さくて、自分が死んだら稼ぎがなくなって、路頭に迷うとか。

それ以外の人は、今すぐに解約してしまいましょう。

日本には、国民皆保険制度があり、手厚い保証があります。
多額の医療費がかかったとしても、高額療養費制度で医療費の上限が決まっているなど
十分な保険があります。

契約するのであれば、
シンプルな掛け捨て生命保険を選ぶようにしましょう。


実際にどのくらいあれば、遺族年金や貯金と合わせて
家族が最低限の生活をできるか考えましょう。

メットライフ生命「スーパー割引定期保険」 死亡時の定期保険

このあたりを選んでおけば問題ないでしょう。

収入保証型などいろいろありますが、それぞれの使い道をよく考えて契約するようにしましょう。

間違っても、貯蓄型生命保険や外貨建て生命保険などを契約しないように。

僕の好きな Youtuber は「保険は保険、投資は投資、混ぜるな危険」とよくいっています。


通信費:格安SIMに乗り換えるだけで数千円節約

これはもう答えは簡単です。
格安 SIM にしましょう。
大手通信キャリアが出しているプランは、7000円台のプランなどがあり、
年間 84,000/人 と考えると、かなりの費用となっていることがわかります。

  1. 日本通信SIM
    シンプル290円プラン: 290円(1GB)  追加1GBごと 220円
               通話30秒 11円
    みんなのプラン   :1390円(20GB) 追加1GBごと 220円
               通話5分無料( 最大1ヶ月70分)通話30秒 11円
    50GBプラン    : 2178円(50GB) 追加1GBごと 220円
               通話5分無料( 最大1ヶ月70分)通話30秒 11円
  2. 楽天モバイル
    最強プラン     : 1078円(〜3GB)  楽天Link で国内通話無料
               2178円(〜20GB)
                3278円(無制限)
  3. mineo
    マイピタ      :2178円(20GB〜)+パケット放題Plus(最大1.5Mbp 10GB/3日)
               国内通話料:30秒10円(mineoでんわ利用時)
               2948円(50GB〜) +パケット放題Plus(最大1.5Mbp 10GB/3日)
               国内通話料:30秒10円(mineoでんわ利用時)

 上記、いずれかを選べば、かなり安く契約できると思います。

2025年のスマホ通信量の平均値は 12GB 、20代以下が20GB、50代 10GB、60代 6GB程度
            中央値は、3GB
        利用料は、平均 4,356円
「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態」(2025年1月調査)
総務省|令和7年版情報通信白書

自分が月々どのくらい使用しているか確認して、それに見合ったプランに変更しましょう。

テザリングするだけでパソコンで動画を見ることができること、楽天経済圏にいること
この2つの理由で、僕は楽天モバイルです。

サブスク費:用途ごとに1つが原則!定期的に見直そう

みなさんはサブスク代、どの程度払っているか把握していますか?
年払いか月払いかで料金が違うので、たいていは年払いをしていると思います。

個々のサブスク費がどの程度あるのか言えますか?

Netfix、Amazon Prime、U-NEXT など同一の機能のサブスクを片っ端から契約していませんか

サブスクの基本は1つの用途につき1つです。紹介で代表的な動画サブスクの料金を紹介します。

サービス名月額料金(税込)備考・補足
Netflix広告付き: 890円スタンダード1,590円
プレミアム2,290円
Amazonプライムビデオ600円年払いだと月492円相当
U-NEXT2,189円ポイント付与あり。
新作等一部レンタル作品あり
Disney+1,320円年間プランあり
Hulu1,026円日本独自運営
DMM TV550円アニメやバラエティが充実
TELASA990円テレ朝系独占ドラマ等
Lemino990円dTV後継、ドコモ運営
ABEMAプレミアム1,080円広告つきプランもあり(580円)
アニメ放題440円ソフトバンクユーザーのみ
DAZN4,200円スポーツ特化。
グローバル980円プランも

僕は、Prime Video を視聴しています。
姉は U-NEXT を契約しています。多くの作品があるので満足度は高いかもしれないですね。

様々なサービスがサブスクになっているので、
本当に自分が必要なものか年1回はチェックしましょう。


まとめ:節約のコツは「最初に仕組みを変える」こと

変動費の節約は努力が必要ですが、固定費は一度見直せばその後は「勝手に節約」が続きます。

小さなことでも、確実に積み重なれば大きな節約になります。
ぜひ、今日から1つずつ見直してみてくださいね!

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